お疲れ様です。
先日、妻の実家に遊びに行ったらお義父さんの本棚に福翁百話と言う福沢諭吉の本が置いてありました。
私は福沢諭吉の本は大好きで読んで来ていましたが、福翁百話はまだ読んでいませんでしたしお義父さんから借りて、絶賛読書中です。
内容はと言いますと、学問のすすめ同様福沢諭吉節全開でかなり面白い話です。
話は宇宙から始まるのですが、宇宙規模から考えると人間はウジ虫同様のちっぽけな生き物で、生きて死ぬだけの自然の摂理のただの歯車であるとの事でした。
納得だなーって感じですし、よく考えると私自身の人生も、人間界と言う小さい世界でも私の事を知らない人がほぼ100%ですし、動物や全ての生物の中の酸素を取り込み二酸化炭素を排出すると言うただの生物なんだなと気付かせてくれました。
たくさんの古典を哲学者が書物で残してくれてますが、考え方は千差万別なので、好きな人の話を参考にするのが良いのかなと思います。(時代背景や宗教が違うのだが他国なら古代ローマが結構好きなんです。)
私なんかはもちろん偉業を成し遂げる様な人間ではありませんので、ウジ虫さんがいたら、お疲れ様でーす!と頭を下げて慎ましく大人しく生きようと思ってやまない北嶋でした。(私が若い頃、街を歩行中に見知らぬカップルの女性の方が、男性に向かって、このウジ虫ー!とハンドバッグで殴っている所を見た事を思い出し、あの女性もきっと福翁百話の読者だったんだなと確信しました)