お疲れ様です。
朝日新聞の記事をみていましたら、とあるアンケートが気になりました。
18歳の意識調査のアンケートで、(自分が大人であるか)、(自分が責任ある社会の一員であるか)、(自分で国や社会を変えることができるか)に対して、29.1%、44.8%、18.1%という少ない結果になっておりました。
最近の建設業で働く作業員さんに置き換えて考えてみると、おそらく年齢を問わずに質問しても、18歳の意識調査よりも下回る数字になり得る可能性が高いだろうという予想がたちます。
もちろんアンケート等を集計したわけではありませんので、事実ベースの話ではないです。
でも何故その様な予想がたてれるのかと言いますと、学歴社会の世の中で、これまでの学校教育は、ホワイトカラーの職業や公務員等サラリーマンと言われる人々を育てる教育方針でありますから、それに溢れた人が3kと言われる職業に就職すると言う世間の見方が、職人と言う素晴らしい職業に携わっている方々の自己肯定感を下げると言う結果が業界の成長を著しく下げている原因かと思います。(やりがいを感じ建設業界が発展していると感じている方々も多数いらっしゃると思いますがあくまで私の主観です。)
実際には職人と言われる職業は実務をこなし、頭も使い、工事管理会社の方々より現場をよく知っている一番大切な立派な仕事であります。
3kと言われ中々就職先に選ばれる事の少なかったはずの職業ですが、昨今はホワイトカラーのほとんどの仕事はAIがこなせるような内容だとわかり、逆にそれを活性化させるようにプログラミングが流行しているようですね。
もしかすると、これからは職人の時代なのかもしれません。
これまで、技術的にも優れており、頭も良い職人さんにたくさん会ってきましたが、私が20代の頃は職人さんという社会的評価が高いはずの素晴らしい職業が、ホワイトカラーの人々よりも価値が下に見られていたように思えます。
インターネットの普及に後押しされ、単に会社に出勤をし、誰がやっても同じ結果の入力作業や無駄な会議などをこれからもAIが排除して行くことでしょうね。
ホワイトカラーを否定している訳ではなく、デスクワークももちろん大事な仕事です。
汗水垂らして働くのが凄いと言っている訳でもなく、計画、実行、改善、提案等を全てを実務として出来る人が求められる世の中に更になっていく事でしょう。
話は長くなりましたが、技術者と言う素晴らしい世界を一度体験してみませんか?北嶋でした。